骨粗しょう症
最近は、病院の待合室などに骨粗しょう症についてのポスターが掲示されているのを見かけます。骨密度の検査を行っています、というような張り紙も見たことがある人は多いのではないでしょうか。
長寿社会になり、骨粗しょう症の患者が増えてきているので、この病気について考えようと言われているのです。聞いたことはあるけど、実際にどんな病気なのかはわからない人も多いようです。
簡単に言ってしまえば、骨が軽石のようにスカスカになってしまう病気です。
人は年齢を重ねるごとに、足腰が弱くなってきます。筋力が衰えるためにちょっとした段差でもつまずいたり、転倒したりしてしまうのです。
骨粗しょう症を発症していた場合は、つまずいてぶつけただけで骨折してしまう可能性があります。骨粗しょう症を治療することも大切ですが、生活環境を見直すことを忘れてはいけません。
一番大切なのは、転倒しない環境を作ることです。万が一転倒して骨折したら、生活に不自由するばかりか、ひどくなると寝たきりになってしまう恐れがあります。
原発性骨粗しょう症には、閉経後骨粗しょう症と老人性骨粗しょう症があります。閉経後骨粗しょう症は、閉経を迎える女性(おおむね50歳代〜70歳代)が、ホルモンの急激な減少によって骨密度が減ってしまい、症状が出るものです。
閉経とホルモンとの関係によるものですから、これは女性だけのものになります。年齢は目安を挙げましたが、これよりも早く症状が出る人もいれば、遅くなる人や全く出ない人もいます。
若い頃は骨に必要なカルシウムをどんどん吸収しますが、50代くらいになると、この機能が低下し始めます。カルシウムはうまく吸収されなくなり、骨密度が減ってくるのです。
偏食や無理なダイエットをして栄養が偏ってしまった人です。骨に必要なカルシウムがうまく吸収出来なくなったり、カルシウム不足に陥ります。
次にお酒、タバコ、カフェインの摂り過ぎがあります。いずれも摂り過ぎると胃腸の機能が低下し、カルシウムが吸収されないためにカルシウム不足になります。
それから塩分の摂り過ぎも挙げられます。塩分の多いものをたくさん摂ると、せっかく体内にあるカルシウムを排出させてしまうのです。
そして、リン酸の摂り過ぎもいけません。
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